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【施策解説】ユーザーに嫌われない広告!YouTubeインフィード広告について解説

#YouTube

【施策解説】ユーザーに嫌われない広告!YouTubeインフィード広告について解説

こんにちは。デジタルマーケターの横田です。

今回は、YouTube活用を検討されているご担当者の方々に向けて、「インフィード広告」について解説します。

まず知っておきたいのが、YouTubeは運用を開始してから再生数が伸び始めるまでに一定の時間がかかるという点です(長編動画を月に2〜4本投稿する場合で、半年〜1年程度)。

初期段階ではなかなか見てもらえないことも多いため、良質な動画コンテンツを用意しても、ユーザーの目に触れるまでに時間がかかるのが一般的です。

そこで有効なのが、インフィード広告です。

広告として表示させることで、運用開始直後から狙ったユーザーに動画を届けやすくなり、視聴獲得のブースト施策として効果的です。

 

「そもそもどこに表示されるの?」「どんな内容が載るの?」といった疑問にもしっかりお応えしていきます。

 

そして何より、インフィード広告は“ユーザーに嫌われない”広告としても注目されています。その理由も含めてご紹介していきます。

1. YouTubeインフィード広告とは?

概要と特徴

  • YouTube上の検索結果やトップページのフィードに表示される広告

  • 視聴者がクリックして初めて動画が再生される、“選ばれる広告”であることが大きな特徴

  • 動画のサムネイル+テキストで表示され、通常の動画コンテンツと同じように見えるため、広告感が薄く自然に届けられる

 

ユーザーの視聴体験を邪魔せず、“見たい人に見てもらえる”広告である点が、ユーザーに嫌われない最大のポイントです。

2. 表示場所とユーザー体験

主な表示箇所

  • YouTubeトップページの「ホームフィード」
  • YouTube内検索結果の上部

  • 関連動画リストの上部

 

いずれもユーザーが動画を探している場面で自然に表示されるため、「広告」としての嫌悪感が少なく、視聴されやすい構造になっています。

 

表示される内容

  • サムネイル画像(動画のアイキャッチ)
  • 動画タイトル(30文字以内推奨)

  • 説明文(1〜2行)

  • チャンネル名

 

サムネイルとタイトルで興味を惹かれたユーザーだけがクリックするため、「押しつけがましくない“視聴者フレンドリーな広告」になります。

3. 活用のメリット

3-1. 新しい長編コンテンツの初速ブースト

  • 月に1本など、定期配信している長編コンテンツをインフィード広告で視聴者に届ける

  • 広告を使うことで、オーガニックでは届かない層へのリーチが可能

  • サムネイルとタイトルで惹きつけ、最後まで見てもらえる構成にすることで、高い視聴維持率が得られる

3-2. ブランド認知のきっかけづくり

  • 「こんな会社/サービスがあるんだ」という第一印象を動画でつくることができる

  • テキスト広告やバナー広告では伝わりにくい“空気感”や“価値観”が伝わる

3-3. 見込み顧客の理解促進・関係構築

  • 商品理解を深めてもらう目的の動画シリーズに誘導することで、比較検討層の理解を深め、最終的に意思決定の“背中を押す”役割を果たす
  • 長編コンテンツを通して、ユーザーが登場人物と長時間接触することで、登場人物やその背景にある企業のファン化に繋がる

4. 他広告との違いと「嫌われない理由」

強制再生される広告ではないため、ユーザーのストレスにならず、見たい人に自然に届けられる点が最大の魅力です。

5. おすすめ活用ステップ

6-1. 長編コンテンツの準備

まずは、視聴者がつい視聴したくなる企画を考案し、視聴維持率を意識した長編コンテンツに落とし込みましょう。 視聴維持率の高い動画は、YouTubeのアルゴリズムでも優位にはたらくため、おすすめされやすくなり、また広告で表示されたユーザーにとっても魅力的な動画になります。

※制作ノウハウは【提案のご依頼前に】YouTubeチャンネル運用前の確認事項と戦略設計をご覧ください

6-2. サムネイルとタイトル設計

他の動画のサムネイルと並ぶため、広告感の少ない、でも惹きつけられる「YouTube動画らしさ」が大切です。

 

  • 引のあるシーンの一部を切り取ったもの

  • 感情が動かされる要素(表情など)
  • テキストは多すぎず簡潔に

6-3. ターゲティング設定

  • エリア(都道府県、市区町村など)
  • 年齢・性別・年収

  • 興味関心(例:ビジネス、インテリア、投資など)

などを選んでターゲティングすることが可能です。

まずはターゲットを絞りすぎず幅広めに設定し、配信結果を見ながらチューニングしていきます。

6-4. 出稿金額とチューニング

  • 長編コンテンツあたり15万円〜20万円がミニマムスタート

  • 動画公開から30日間を目安に配信
  • オーガニックによる再生獲得の経過観察を行う場合は、動画公開から7〜10日後から広告配信をスタートさせることを推奨

 

再生単価を見ながら、配信期間やターゲットを調整していきます。

7. まとめ

YouTubeインフィード広告は、「ユーザーの視聴体験を邪魔せず、興味がある人にだけ届く“広告への嫌悪感を抑えられる広告”」です。

強制ではなく「自ら見たいと思ってもらう」からこそ、視聴維持率も高く、ブランドへの印象もポジティブに残ります。

YouTube運用を開始しても、すぐには再生が取れないのでは?と懸念されている方は、インフィード広告の活用をご検討してみてはいかがでしょうか?

「どこから始めればいいか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。