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2026.02.25

「不動産会社は怖そう」イメージを払拭。アットホームがYouTubeで見出した、ファン作りと組織活性化の新たな一手

2026.02.25

不動産情報サイトとしての知名度は抜群ながら、「不動産業界」に対するユーザーの心理的ハードルを課題と感じていたアットホーム株式会社。2022年10月から開始したYouTube運用は、ユーザー層の拡大だけでなく、加盟店である不動産会社の「人」や「空気感」を伝える重要なチャネルへと成長しました。 今回は、立ち上げから運用を担当されている齋藤氏・みや氏に、YouTube活用の裏側とアシモトとのパートナーシップについてお話を伺いました。

会社概要

アットホーム株式会社

不動産情報メディア・不動産業務ソリューションなどを提供。全国の加盟店からお預かりした物件情報を不動産会社間と一般消費者に向けて提供する事業を展開。

YouTube概要

2021年4月より本格運用を開始。当初300人程度だった登録者数は急成長。「ルームツアー」やアットホーム加盟店による「座談会」など、エンタメと情報を掛け合わせた企画が人気。
*2026年2月時点

Member

メンバー

齋藤氏

Cメディア事業戦略部
オウンドメディア運営グループ
グループ長

みや氏

Cメディア事業戦略部
オウンドメディア運営グループ

YouTubeチャンネル立ち上げの経緯

一一YouTubeチャンネルの運用を始められたきっかけは何ですか?

齋藤氏

本格的に動画を公開し始めたのは2022年の10月ですが、構想自体は1年ほど前からありました。当時はコロナ禍ということもあり、動画を視聴する層が爆発的に増えていた時期です。 それまでアットホームでは「読み物」としての記事制作に力を入れていましたが、「記事だけでなく動画の世界にもコンテンツの軸を置き、より多くの人に情報を届けていこう」という社内的な動きがスタートのきっかけでした。

一一企画を進める中で「ここは譲れない」と考えていたポイントはありましたか?

齋藤氏

単に物件のスペックを伝えるだけでなく、「平面的な情報以上のもの」を伝えたいという想いは強かったですね。「実際にこの街を歩いてみたらどう感じるか」「この部屋に入ったらどんな暮らしができそうか」。そうした想像を膨らませられるのは、やはり動画ならではの強みです。当初は「エンタメ感を入れて面白くしなきゃ」という思い込みもありましたが、無理に面白さを狙うのではなく、YouTubeを見る層に対して「程よくエンタメ性がありつつ、伝えたいことが伝わる」企画へと着地していきました。

「不動産会社=怖そう」を払拭するコンテンツ作り

一一開始当初、社内の反応はいかがでしたか?

齋藤氏

最初はやはり、動画に出てくれる加盟店さまを探すのに苦戦しましたね。YouTube動画を撮影することに緊張する方も多かったです。 ですが、実際に公開されてみると「面白く喋れているね」「会社の雰囲気がよく伝わる」と加盟店さまからうれしい声も届きました。今ではこちらから依頼するだけでなく、「動画に出てみたい」という声が加盟店さまから上がるようにもなっています。

一一ユーザーからの反応に変化はありましたか?

齋藤氏

もともとアットホームのサイトに来てくださっていた層よりも、さらに若い方々に見ていただける機会が増えました。また、こだわったのは「不動産会社のイメージを変える」ことです。アンケートをとると、どうしても「不動産会社は少し怖い、緊張する」という声が多くあります。 そこで、座談会形式などでスタッフの人柄や、「この地域に詳しいプロの姿」を動画で見せることにしました。「話しやすそう」「面白そう」といった空気感は、静止画だけでは伝わりませんから。

実は最初、アシモトさんからは「座談会は伸びにくいから、ルームツアーをやったほうがいい」と提案されていたんです(笑)。でも、私たちの「人の雰囲気を伝えたい」という強い意志を汲んでいただき、どうにかして座談会で伸びる方向性を探ってもらってスタートすることにしました。結果として、座談会の再生が伸びるまでやや時間がかかりましたが、「お部屋探し顕在層へリーチするルームツアー」と「さらに住む地域を深掘りする座談会」が良いバランスで回っていると感じています。

動画が生んだ「来店」という確かな成果

一一実際に動画を見て、具体的なアクションを起こしたユーザーもいらっしゃるのでしょうか?

みや氏

はい、非常に嬉しい事例が出てきています。 例えば、加盟店さまのスタッフの方にご出演いただいた「さいたま市で住むなら何区?」というランキング形式の座談会動画があるのですが、この動画を見たお客様が「この人たちに相談したい」と、実際にその不動産会社へ直接訪問されたんです。

参考動画:【1位は何区?】さいたま市で住むなら?ランキングTOP5

みや氏

後日、そのお客様ご夫婦にインタビューもさせていただいたのですが、「動画を見てスタッフの方の人柄が分かっていたから、安心して行けた」とおっしゃってくださいました。 動画が単なる再生数稼ぎではなく、「信頼の入り口」として機能していることを実感した瞬間でしたね。

参考動画:【インタビュー】アットホームTVを見て不動産会社を決めた夫婦へお話を伺いました

一一ルームツアー動画の方はいかがですか?

齋藤氏

こちらも単にお部屋を見せるだけでなく、「暮らしの提案」に踏み込んだ企画が人気です。 特に反響が大きかったのが、整理収納のプロによるルームツアーです。ただお洒落な部屋を紹介するのではなく、プロならではの視点で「お部屋の有効活用方法」や「収納テクニック」を解説しながら回るスタイルが、視聴者のニーズに合致しました。

そもそも、私たちアットホームは家具や家を直接販売しているわけではありません。ですので、単に「素敵なお部屋」を紹介して再生数を伸ばすことがゴールではないんです。 アシモトさんはそこを深く汲み取ってくれて、「賃貸のお部屋でもできる工夫」や「一人暮らしでどう家を選ぶのか」などが伝わるテーマや構成にしてくれています。単なる「動画制作」ではなく、アットホームのビジネスにしっかり寄り添った動画を作っていただけている点は、アシモトさんの良いところですね。

参考動画:【ルームツアー】高級感あふれるモダンな自邸!整理収納のプロが作り上げた空間と収納テクニックとは!

アシモトについて

一一アシモトとの制作体制について、率直な感想をお聞かせください。

齋藤氏

一言で言うと「粘り強い」ですね(笑)。 弊社はガバナンスや制約も多いのですが、その中で「どうすれば実現できるか」を様々な角度から提案してくれます。ボツになった企画もたくさんありますが、諦めずに提案し続けてくれるおかげで、堅苦しくない企業チャンネルが維持できていると思います。

みや氏

自発的な提案が多いのも助かっています。「現状維持」ではなく、「次はこうしましょう」「サムネイルの文言をこう変えてみましょう」と、毎月アップデートを重ねてくれます。 正直、月に8本の動画制作をすべて社内でやろうとすると、編集スキルやリソースの面で4〜5人の専任スタッフが必要です。一番大変な制作部分をお任せしつつ、戦略面でも「一緒に走ってくれるパートナー」として非常に心強い存在です。

今後の展望

一一最後に、今後の展望をお聞かせください。

齋藤氏

YouTubeは予想通りにいかないことも多いですが、そこが面白い世界でもあります。当初の目的に沿って、アットホームらしい軸はブラさずに、さらに新しい企画にも挑戦していきたいですね。 今は社内の新しいプロジェクトと連動した企画なども動き出しています。

みや氏

今後は、コメントへの返信なども含めて、視聴者の方とのコミュニケーションをもっと深めていきたいと考えています。 これから動画を始めようとしている企業様も多いと思いますが、正解がない世界だからこそ、PDCAを回し続けられるパートナーを見つけて一緒に走ることが、成功への近道だと感じています。これからも面白い動画をたくさん届けていきたいですね。

齋藤さん、みやさんお忙しい中ありがとうございました!
これからもワクワクするコンテンツをたくさん作って盛り上げていきましょう!

YouTube運用・動画マーケティング・動画制作等につきまして、アシモトにお気軽にご相談ください!